新車のサブスクは本当にお得？デメリットと値段がいくらかを紹介します

最近、車の購入を検討している方、新車サブスクリプション（以下、サブスク）を利用するかどうか迷っている方が増えています。新車サブスクは本当にお得かどうか掘り下げてみました。

新車サブスクは本当にお得か。メリットデメリット比較！

ここでは本当に新車のサブスク購入にメリットがあるのかないのかについて調べてみる事にしましょう！

新車サブスクのメリット

その代わり、新車サブスクにはいくつかのメリットがあります。

リース契約の方が経費になりやすい！

サブスクを利用することでバランスシートに借金を計上せずに済みます

金融機関からの評価が上がります。リース料は経費として計上しやすく、税務上のメリットがあります。

手間がかからない

普通に車を購入するとメンテナンスや保険、税金などが月々の支払いに含まれているため、手間がかかります。

この点をリース代金として一括管理できる点は、大きな利点です。

新車サブスクのデメリット

総コストが高い

リースやサブスクを利用すると、月々の支払いが高くなります。

例えば、ローンでは月々4万円で済むところが、サブスクだと6万円になることもあります。リース料には手数料や金利がかかるのでその分コストが上乗せされると考えていいでしょう。

TOYOTAのアクアの例を見ていきましょうか。7年リースで行うとこのようなイメージです。

年間48万×7で約3,386,040円となります。

最大2,598,000円（電動四輪駆動モデル）を金利3%で7年間（84ヶ月）ローンを組む場合、月々の支払い額（EMI）は約34,328円となります。その場合の総支払額は約2,883,565円になります

7年のリース縛りにすると、なんと新車を買うより高くついてしまいます。

新品値引きがない

リースやサブスクでは、新品値引きが適用されないことが多いです。

通常の購入であれば、ディーラーから引き換え交渉が可能ですが、リースやサブスクではこの値引きが無効です。

結果として、本来であれば得られるはずの引き分がカットされ、実質的に高価な車を手に入れることができます。

傷や走行距離の制限

リースやサブスクでは、契約時に走行距離や状態制約があります。

例えば、3万キロの走行距離制限の場合、何か発生することがあります。

また、傷やへこみなどの修理費用も負担しなければならないことがあります。このような制限は、車を気軽に使えないというストレスを生むことがあります。

どちらを選ぶべきか？

一般消費者にとっては、新車サブスクよりも新車購入をしてローンを組むの方が総合的に見てお得です。

特に、リセールバリューの高い車であれば、ローンで購入し、将来的に売却することで費用を払うことができます。

しかし、以下のような例ではサブスクも検討の余地があります。

税金で利益を得る場合
毎月一定額の支払いで車を利用した場合
車のメンテナンスや保険などの管理を一括で行いたい場合

終わり

新車サブスクを利用するかどうかは、個々の状況やニーズに大きく依存します。

リセールバリューが高い車や、お金を見てコストを下げる、ローンでの購入が適しています。法人の場合や、管理の手間を省きたい場合は、サブスクも一つの選択肢となります。

いずれにしても、購入前にはしっかりと見積もりを取り、詳細な条件を確認してください。

値引きがないことや、走行距離や傷に関する制約についても十分に理解した上で、最適な選択をしましょう。